江良 拓哉
まるでスーパーマンを見るかのような眼差しで見つめてくる子供達
それを真に受け英雄になったつもりで手を振る自分...。
ワーと会場を包む子供達の歓声を思う存分楽しんだ!
小学生の貸し切り一時間LIVE!
今回はそのお話を。
アメリカ、オレゴン州のベンドという町。
町自体は穏やかな雰囲気。
朝6時30分、同じ部屋のやなっち(谷中)に起こされ慌ててベットを飛び起き朝食会場へ。
昨晩は寝付けなくて夜更かししたのが遅刻寸前になった原因...。
朝食はベーグルを焼いてバターを上に溶かして食べた。
オレンジジュースはやっぱり海外のものは美味しい。迷わずガブ飲み。
ポテトとオムレツにクリームソースをかけたものをサラっと食べ、ワッフルは焼くのに2分近くかかるので断念...。コーヒーはDEカフェではなく、眠気を冷ますため迷わず普通のコーヒーをチョイス。
怒濤の朝食タイムが終了し、
7時15分出発。
7時30分には太鼓のメンテナンスを開始。
8時30分から転換リハ。
前日に前もって仕込みを行っていたため、ここまではうまくいっていたものの、
舞台袖の中に太鼓の置き場が無い、
舞台にこれだけの楽器が置けない、
着替える場所が無い。
等々問題は山盛り...
実はこの会館TAOが通常使用する舞台の間口や奥行きの約半分のサイズしかなかった。
悪戦苦闘しながらようやく演奏出来る状態にまでする事が出来た。
怒濤の仕込みが終了し、
9時開場!
楽屋で着替えている僕らにまでその天使達の「騒ぎ」が聞こえてきた。
うるさいけどなんだか癒される。
TAOのお兄さん達がついさっきまで走り回って焦っていたのも知らないであろう...。
かわいい子供達。
9時30分開演!!
ちなみに余談だが、
グルグル頭の可愛い女の子を見つけてしまった。天使のように可愛い女の子がこちらに向かって笑顔を向けてくる。勘違い27歳はとっさに手を振る。
あれだけの魅力的な視線を送る事が出来るとは、海外の子はませてる。
いやしかし、ある意味勉強になるな...。
ちなみに麻紀さんもグルグル頭だが、チャイルドとセレブという違いがあるので...。
さすがにセレブには勝てない。
たしか前回のアメリカのブログでも同じような事を書いて怒られた気がする......。
もう止めておこう。
今回の一時間の貸し切りLIVEは学校側が初めて試みた企画なのだと言う。
いきなり客席から登場し「Festa」を演奏。
初めて聞くであろう和太鼓の迫力と身体に響き渡る音に最初は戸惑いを隠せきれない子供達も何人か見かけた。
「金の画家」や「KABUKI」は子供が好きそうなネタがびっしり詰まった演目。
笑いを吹き出す子供達。爆笑の渦が巻き起こる。
かと思えば「赤恋」や「絶海」「夢幻響」などクールな演目では、「おーーーー!!」
とか「かっこいい!!」や「キャーー」など純粋で大きな反応をくれた。
旗を回せば触ろうと必死に手を挙げてくる。
カーテンコールでは立ち上がりステージ前まで来て握手を求めてきた。
とくかくいつも思うが海外の子供達は表現が大きい。
かと言って日本の子供達がそうじゃないと言っている訳ではない。
自分の意見や自分の感情を素直に出せる空間をもっと大人達が作ってあげたらどうなのかなと思う。少なくとも僕はこんな雰囲気が素晴らしいと思うし、羨ましいと思う。
子供達のLIVEを終え僕達は夜に行われる一般公演の準備に取りかかる。
昼を過ぎた頃、子供達からたくさんの手紙が寄せられた。
驚いたのはみんな絵を描いていた事。
たしかに言葉より伝えたい事が詰まっていたりする。
もの凄く暖かみを感じた...
こんなにたくさん書いてくれて本当にありがたいし嬉しかった。
最後に会館のクルーに言われた言葉
「こんな狭い所でこんな素晴らしいショーを見たのは初めてだよ!!
こんな狭い所だけどまた来てほしい!!ありがとう!」
こちらこそありがとう。
PS
今日の出来事を書いていたらもう夜中の3時...。
またやってしまった...。やなっちに期待しよう。


