水藤 義徳
昨日は三重県の御浜町というところで公演を行いました。
そもそもこの公演は去年の9月に予定されて いたのですが、
台風による洪水の被害によりやむなく延期となっていました。
TAOは2010年にこの町で演奏しており、
2年連続公演を心待ちにしていた所で突然の天災に見舞われたのです。
会場の客席は無残にも床上浸水により水没。
電動式で可動する座席は見事に壊れてしまったそうです。
そんな困難を乗り越えて実現した今回の公演は、
前回以上に地元の方々の情熱が込もっていました。
この会場では地元のボランティアの皆さんが20人以上も協力して下さり、
他の会場ではなかなか味わえない独特な「暖かい」雰囲気に包まれています。
会場の災害復旧も皆さんで行われたようで、そのチームワークには今回も
感心させられました。
この雰囲気こそが「御浜町の魅力だ」と、私はここで言い切ります。
町のエンターテイメントを会館の職員と地元の方が一緒になって支え、
会場を拠点として町全体に「元気」や「活力」を広げて行く...。
終演後、窓の向こうでお客さんがボランティアの方に勢いよく話しかけ、
「ありがとねー!」と元気に帰っていった会話を聞いたときに
そう思いました。
私だけではなく、この会場の舞台を踏んだことのある人なら
誰もがそう感じるはずです。
舞台は狭くても、会場への山道は険しくても、
やはりまた御浜町のステージに帰ってきたいと心から思えました。
関係者の皆さん、本当にありがとうございました。
そして、また会いましょう!
