2009年9月24日

再会から得た使命

09/9/22 本田 篤芳

先日の事、僕はとある美容室を訪ねた。
そこは、去年の北島公演の休日に行った美容室だ。
当時僕を担当してくれたのが、美容師のHさんであった。今回1年ぶりに会うには理由があった。

去年、その店に初めて訪れた時に来年のTAO全国ツアーを見に来てくれる事をHさんは約束し、反対に僕は1年後にまたここに髪を切りに来ると約束した。
実はHさん、お芝居やミュージカルを見る事が趣味で、和太鼓にも興味を持っていた。
鼓童の事も詳しく知っていたことで、今時の若い人たちの中では珍しいと想いながらも会話が弾んだことを覚えている。
友人を連れ、C.C Lemonホールで行われた全国ツアーに来てくれていたことが後で分かった。「忙しくなければ是非来て下さいね。」と一年前に言った僕に対して、きちんと観に来てくれたHさん。それが分かった時は驚き、とても嬉しかった。

今、TAOは一歩、また一歩と日本各地に足跡を残している。
各地に営業で行くマネージャーも全てはこの様な出会いの積み重ねから始まるのだろうと改めて実感することができた。
再会から得た使命、日本であろうが世界であろうがお客さんと対峙することは変わらない。見に来てくれた全ての方に感動を与えるということ、出会いの喜びはこの上ないものだ。

TAOの新たなる風が全国各地を渡るであろう、次の全国ツアーでは一皮剥けた自分でありたいと未来を想った。

終。
2009年9月24日

続けるという事

平成21年9月22日 谷中 宏康


続けること・・・


「必ず続けます。」勢いよく口にする。
口にするのは簡単、行動し続ける、これが難しい。


今まで、プロデューサーに
「お前の言葉はうそくさい。」
とよく言われた。

その時は、うそなんかじゃない!!と思っていた。
本当の意味も解らずに・・・

最近日常生活や、色んな場面でちょっとした事にも色々と興味を持ち、「なぜ?私は、あのように言われてしまうのか?」など疑問がよく出る。
そして、そこには答え(私に足りない物)が出てくるのだ。

最近、その面白さというと少し変だが、楽しい感覚がある。
これに気付く事が出来たのは、今回東京で一つ続けている事があるからだと思う。
それは、部屋のトイレ掃除が始まりなのだが、これを続けることによって、続ける事の大切さと難しさを学び、今では練習の中で続けている事に変化があったからだ。
それは、なかなか上手くいかなくて、でも続け、同じ練習を続け、結果が出なくて、そこに疑問を持ち、練習の仕方、物の考え方、とらえかたを変えてみたとき、今までとはまったく違う感覚があり、これが【努力と工夫の継続の工夫】か!と感じることができた。

努力の継続に結果が出なくて疑問を持ち、それが工夫に繋がった事。
宝物というと大げさかもしれないが、人生の宝物を見つけた。
全ては、小さいことの積み重ね。
東京に来て、この環境だから学べた事。

そんな事を考えながら今日も朝練終了後、部屋のトイレ掃除を続ける。

2009年9月24日

残り1週間

9月22日 岩谷 あすか

こういう話を聞いたことがある。
“あなたは今、タイタニック号に乗っています。今にも船が沈没しそうです。船員から「このままでは危険です。ここから飛び込んで下さい!」
海は氷水、そしてこの高さ・・・。
アメリカ人には「ここで飛ぶと、帰国したときあなたはヒーローだ!」
イギリス人には「ここで飛んだら、あなたは英雄になれる!」と言うと飛び込む。
さて、日本人にはなんて言ったら飛び込むだろうか・・・?そう日本人は、「他の人も皆飛び込んでいます。さぁあなたも飛んで!」だ。日本人らしい言葉だと思った。他の人が飛んだという事を確認して飛ぶ。自分からはしようとしない。

 
9月から始まった北島公演。
私は自ら進んで何かをしただろうか?後輩のお手本となるようなことはしただろうか?
練習も集中・集中ばかりではなく、おもしろいと感じるような練習の提案や、若手メンバーも意見を言いやすいような雰囲気作りなど、何かを感じたら自ら進んで行動し伝えていくと、もっと一日一日を有意義に過ごせるのではないかと思った。

私が提案することで、メンバーも意見を言ったり、提案があるとチーム全体が良くなっていくと思う。
誰かが始めないとスタートしないのだ。私はそういう人になりたい。

今日はサプライズで、北島のTAOメンバーと、北島のはねとちゃん達が私の誕生日のお祝いをしてくれた。急に楽屋が暗くなり、ケーキを持って来たはねとちゃん達がHappy birthdayを歌いながら踊ってのお祝い。
TAOの皆が提案してくれて、ずっと内緒にしていたらしい。すごく嬉しかった。

今度は私の番。
いろんな提案をしていき、残りの1週間、皆が有意義な毎日だったと言える1ヶ月にしたい。

2009年9月24日

私のテーマの一つ

相戸 喜代子

「話し方・聞き方・答え方」

太鼓の技術向上に加え、今月の私のテーマはこれだ。
過去23年間、無頓着だった私の話し方には大問題を勃発してきた。
雰囲気を読んだ話し方、声の大小、聞き方、答え方、断り方。
私は正直、苦手である・・・・・


そこでまず1冊の本を手にした。
「女性は話し方で9割変わる」と題されたこの本は、私の諸問題を解決に導いてくれる方法が記してあった。
例えば‘正論を話しているつもりなのに、なぜか伝わらない’
こういう経験がある方もいるのではないだろうか?
これは実は自分のことばかり主張することに原因があった。人の心は傷つきやすく、一呼吸おいて表現の仕方を工夫して話せば誰もが肯定的にスムーズに受け入れられる。
今まできつく当られた人に、この場を借りて謝りたいくらい、本当に無頓着に発言していたことを後悔した。

TAOプレーヤーの中でも、こういった人に接する態度として特にお手本にしたいのが、夏子さん・麻記さん、そして滝さん、谷中さん。
この方達には、本当に頭が下がる。

このように、日常で繰り広げられる会話という点に着目して、もっともっと大人になって、会話に気配りができるようになりたい。
そしてこれが技術向上にもきっと繋がる!と信じ、エンターテイナーとして早く表現の幅を増やし、演奏に活かせるようにしたいと心から思った。

2009年9月24日

一日の中で、どれだけの考え事をしているか・・・

大矢 雄仁郎

東京に来て20日が過ぎた。
北島三郎特別公演も残すところ三分の一となった。
今日も朝一番の東京の空気を吸い、近くの代々木公園まで歩く。
手には、常に持っているバチをパチパチと鳴らしながら、人目を気にせず、ただ黙々と自分と見つめあう。毎朝走るランニングコースでは、顔を覚えるほど同じ人を見ることが多く、私たちもバチを持って走っていることから顔を覚えられ、「バチ隊」と呼ばれたりもした。。。笑
でも、やはり久住で走るのとは違って、体も軽く感じ、すれ違う人や風景が変わるので、とても走りやすい。そして長時間走ると、いつも頭の中では考え事をしている。
今までの自分、これからの自分、他人の考え、物事に対しての工夫などだが、考え事がまとまるわけでもなく、良い案が浮かぶわけでもないが、気付けばランニングが終わっているというぐらい、自分の世界に入り込んでしまう。
この考える時間が楽しい。

こんな感じで何かを考えながら、毎日を過ごしている。
劇場入りすると、本番を除いて、太鼓をたたく環境がないため、この時間が課題に取り組む重要な時間だ。今までしっかりやれなかった基本やリズムトレーニングを練習できる最高の環境でもある。この時間をどれだけ有効に使えるかが今回の自分の成長へとつながっていると思う。

初めて経験した北島生活は、毎日同じことの繰り返しだが、これは生活のリズムが一定で、計画が立てやすいので、時間を有効に使えて、自分の課題の練習や、本番の中での舞台表現も沢山学ばせてもらって、とても良い経験になっている。

残りわずかだが、北島生活も、もっと質を上げて成長できるようにしたい。

2009年9月16日

北島公演デビュー

相戸 喜代子


YELLOWチームは今、東京青山にて1ヶ月間の北島公演に出演させて頂いている。
今回、YELLOW4名(谷中・あすか・本田・相戸)と新人2名(大矢・神谷)で挑戦している。

新人で北島公演といったら「登竜門」で「北島期間中に大きな成長を遂げるだろう」と期待されるほどである。それは、一日当たりの自由に動ける時間が、本番を除けば十分にあるからだ。

赤兜LIVEを1か月経験したとはいえ、TAOの世界に入って間もないこの新人2人にとっては、まだ見たことのない経験の連続だと思う。かつて私もそうだったから・・・
そして「基本を見直す」というテーマのもと、日々“出来ない自分”という壁にぶつかっている。

私は、バイト経験もないので社会というものをかすりもせず、18歳で入団し、三ヶ月後に先輩たちと一緒に北島公演の舞台を踏ませてもらっていた。その時は、毎日が発見と勉強の渦だったことを今でも鮮明に覚えている。
TAOと全く違う舞台機構、100人を裕に超える出演者や裏方、そして1か月という長期公演でのモチベーションを保つこと・・・

今までテレビを通してしか見たことのなかった北島三郎さんという演歌のトップスターの舞台の中で、座長以外のシーンがあるのはTAOだけというプレッシャーに、このペーペーの私が憧れの先輩と出演する・・・というかなりアンビリーバボーな生活を送っていた。
そして、本番以外の時間は、体づくりのトレーニングや太鼓を打つための基本をひたすらやる・・・

今回の劇場は、本番以外、太鼓の音を出して稽古が出来ないため、ランニング・素振り・リズムトレーニング・筋トレのオンパレード!
新人が苦戦しながら頑張っている中、「私も負けてられない!!」と良い刺激と緊張感をもらっている。

私自身、今まで中途半端にしてきたことをもう一度チャレンジ出来る、非常に良い機会であることは間違いない。

エンターテイナーへの第一歩を踏み出す新人と共に、この1か月を必ずや手にしてみせると、ランニングシューズに履き替え、部屋を飛び出した。

2009年9月16日

人と己を対峙して

9月15日 本田 篤芳
  今日は太鼓に関してやメンバーに対してとは違う視点から書こうと思う。

眠ることを知らない東京都渋谷区
人混みの中をかぎわける様に歩いているとこんなことを思った。

人は52万5600分もの貴重な時間を何に使っているのだろうか。
朝のジョギング、日没、通勤電車、食後の一杯のコーヒー。
笑い、喧嘩、涙、ありがとうと何回言ったか。
公園で空き缶を拾って稼ぐ人々、恋人と別れたのか朝から涙を溢しながら歩き続ける綺麗な女性、仕事帰りのホストたち。ビシっとしたスーツを着たサラリーマン。

この町で心を閉ざした人はいるだろうか
 始める前に諦めてしまう人たち
 感じることを拒んでしまった人たち
空虚な人生を送っている人がいるとしたら表現することの楽しさを僕は伝えたい。

じゃあ、そんな人々と自分を対峙した時に自分はどうだろうか…。
毎日舞台に立っているもう一人の自分とは…
 毎日流す汗にどんな意味があるのか…
感動とはなにか…
 自分の立ち位置はどこだ…
 険しき道の先に栄光は待っているのか…
生き抜くとはいったい何なのか…。

TAOは人に感動与える者、今生きていることの喜びを伝える者、「明日からまた頑張ろう」と“きっかけ”を与えるのが僕たちの仕事だ。人との繋がりを持つ大切さ、そんな原点を再認識させてくれたのが先月の赤兜LIVEに来てくれたYELLOWを応援してくれているお客さんと子どもたちだった。

僕がTAOに入団した理由、その全ては和太鼓を通して自分を表現したいという一つの欲求から始まった。入団して一年半が過ぎた、入団当初は同期の仲間が次々と減り、孤独で、何に対して訴えれば良いか分からなくなれば、影で泣きながら、ただ自分の未熟さと闘っていた頃もあった。
今ではこの仕事に誇りを持っている。
無から何かを作ること、憧れの先輩に近づくこと、コミュニケーションすること、正気を失うほど舞台で笑い表現し、無限の可能性に渇望している自分がいる。
大切なのは過去でもないし未来でもない、今日という日があるだけ。
その今をどう生きるかが今後の舞台に繋がるだろう。
次のステップだ。

眠らぬ街、渋谷で人は何かと向かい合い歩き続ける。

2009年9月16日

継続・・・工夫・・・才能・・

平成21年9月13日 谷中 宏康
  北島三郎さんの公演という、大舞台で演奏する機会を与えられた。

今までは、どこかに北島公演について行く、という感じだった。
が、今回は赤兜があったからか、ここで何か学んで結果として残したい。
新人メンバー達も参加している為、自分だけではなく全体で結果をだす。
その為に、私はどうあるべきか?と、考えた。


答えはすぐに出た。


私が見本になれる人になる事。私自身が先頭に立って導いていくこと。
例えそれが失敗でも全力で向かうこと。


この北島公演では、基本基礎の習得を全員が課題に挙げている。
今日までやった中で、分かってなかった癖や以前直ったはずの悪い所がまた少し見えた。
これを直し、結果として出す為に必要なことは一つ。
“努力と工夫の継続、そこに才能を宿らせ続ける事”

初日、渋谷駅で目にしたイチローのポスター、私はそこに書かれていた言葉に注目した。

「なぜイチローは、毎回同じ事をして、ヒットを打ち続けることが出来るのか?」

答えは同じ事を継続し、そこに研究という工夫があって、ヒットを打ち続けるという才能が宿っているのだ、と思った。

もともと、続ける事さえもしっかり出来ていなかった私は、今回社長の話を参考にし、
まず、一つ続けている事がある。それは、小さい事だが、部屋のユニットバスの掃除だ。
理由は、赤兜ライブ期間中、社長が風呂を入れてくれている姿に私は感動したからだ。
すでに掃除されていたはずの風呂を、更に念入りに、しかも隅々まで掃除をして風呂をいれていた。後で聞くと、社長は若い頃から風呂やトイレを掃除しているという。それも好きだから、社長にとっては生活の一部の様な自然な事だという。
何かを続ける為には、小さな事からまず始める事。

今、やり続ける事の大切さと難しさ、そして、楽しさを少し学んできた気がする。

自然ともっとこの辺が綺麗だったら・・・こうしたら気持ちよくユニットバスに入れるかな・・・?など、欲やアイディアが浮かんだ。
こういう事の積み重ねなのだ・・・。

TAOには生活即舞台という言葉がある。
まだまだ未熟だが、一つずつ継続し工夫し、この東京で、自分の掲げた課題を結果に
する見本となり、そして、先導し強固な基礎という土台を作り続け、今後の公演に繋げていく。


現在、渋谷の青山劇場、代々木公園にて修行中。

2009年9月16日

今、僕が学ぶ事

平成21年9月15日 大矢 雄仁郎

東京都渋谷区、現在僕は北島三郎特別公演という、とんでもない大舞台を経験する機会を与えていただいた。


AM10:00我々TAO含め出演者128名に、舞台を支えるスタッフの皆が次々に入る。
仕込み、サウンドチェック、と素晴らしい連携と行動で、あっという間に舞台を作り上げていく。そこには、常にお互いを思う気づかいと、この舞台をより良くして行こうという一つの共通の目標に向かっている思いがあるからだと思った。

座長が来る頃には、当たり前の事だが、全ての準備が整い後は幕が上がるだけ。
初めて直に、演劇という物を見たのだが、葉っぱ一つに対してもこだわり方、気の使い方が凄かった。とてもバランスの良い舞台になっている。


舞台が開演し、次々とステージが転換していく、そこで見たスタッフの連携と動きには、とても勉強になる事が沢山あった。
こうして作られる大舞台で、演劇をする座長のモチベーションの高さ、表情。中でも僕が興味を引かれたのは、声の発声。
僕の課題でもある発声、話し方。
座長は、舞台の中で、演じ、歌い、語り、その言葉にあった巧みな表情をする。そこにこもっている気持ちが舞台袖から見ていても伝わる。
その姿に今まで培ってきた物や、一つ一つ乗り越えてきた自信のような物を座長の笑顔の奥に感じることが出来た。
お客さんは、その魅力に魅了されてこの劇場へ足を運んでいるのだと思った。

同じ芸事の世界で生きる人として、ここで一つでも何かを学び、習得し、今一番に掲げている課題、(基本基礎の見直し、習得。)をしっかりと結果に結びつけ10月からの舞台に生かし成長して行く。

これからもずっと工夫と努力を継続して行こう。

2009年9月16日

今という時間

9月14日 岩谷 あすか

 あと4日で北島公演も中日にはいる。7日の初日は明けても、私達TAOの初日は明けてない。舞台が終わっての楽屋は「今日のあのシーンどう思いました?」「もっとこういう風にした方が良くないですか?」という会話が絶えない。まだ皆、納得のいくところまでいってない。
 私達全体での目標はまず、初日を明けること。そして次のステップ、同じ舞台を続けること。舞台はライブである。演者の気持ちや意識一つで舞台が変わる。


 北島公演で毎回思うことは、いつも同じ公演であるということ。袖から座長を見ていて、常に同じモチベーションで、お客さんと対峙しており、お客さんとも一つの舞台を作り上げているという感じがあって、その雰囲気がたまらなく好きである。
そういう舞台を40年も続けている。私達もそこを目指している。


 10月には、YELLOWの学校公演が待っている。一つ一つの舞台を良いものにするために、この北島公演で学びたい。今は基本、基本の毎日だが、もう一度初心にかえって、自分の生活を改める良い機会だと思っている。

赤兜ライブで仲間の大切さを知った今、このメンバーでYELLOWの基盤を作りたい。皆それぞれに課題があるけれど、それをお互いにフォローしあえるYELLOWにしたい。

 REDとは12月に再会する。それまでに、YELLOW良くなったねと言われたい。
12月の本公演でさらにパワーアップしたTAOを見てもらいたい・・・
そしてREDが海外に行っている間は、YELLOWが国内の本公演が出来るように・・・
今はREDの曲を叩かせてもらっているけど、YELLOWの曲を作って舞台に立ちたい・・・ 

夢は膨らむばかり。これを成し遂げるために今がある。
一度、YELLOW解散をしている私達にとって、今が大切な時期。
ここは東京。情報の中心地。いろんなものを見て、聴いて、感じて、自分達の感性を高めていきたい。
まずは、初日が明けること。
この一歩が大切。


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